「もし、あなたのGoogleアカウントが誰かに乗っ取られたら…?」考えただけでもゾッとしませんか?日々の生活に欠かせないGoogleアカウント。Gmailの個人情報、連絡先、Googleドライブの大切なデータ、YouTubeのお気に入りリストなど、多くのサービスと紐づいているため、不正アクセスによる情報漏洩のリスクは決して無視できません。そこで今回は、Googleアカウントをより安全に保つための「2段階認証」について、その必要性、効果、設定方法についてご紹介します。少しの手間で、あなたのデジタルライフは想像以上に安全で快適なものへと変わります。セキュリティが心配な方は是非試してみてください。
なぜ2段階認証が必要なのか?その効果とデメリット
IDとパスワードだけの認証は、パスワードリスト攻撃やフィッシング詐欺によって突破される可能性があります。2段階認証を有効にすると、パスワードに加えて、スマートフォンに送信される確認コードや認証アプリによるコードの入力が必須となります。これにより、たとえパスワードが漏洩した場合でも、第三者による不正ログインを強力に阻止できるのです。一方セキュリティが向上する半面、2段階認証にはいくつかのデメリットも存在します。例えば、ログイン時に多少の手間が発生することや、機種変更時に設定の変更が必要になる場合があります。また、スマートフォンの紛失や故障時には、一時的にアカウントへのアクセスが困難になる可能性も考慮しておく必要があります。
手間以上の価値!2段階認証は「安心」の証
デメリットを読んで、「面倒くさそう…」と感じるかもしれませんが、一度設定してしまえば、日々のログインはスムーズに行えます。それ以上に不正アクセスをほぼ完全に防げるという安心感は、ネットワーク社会に暮らす私たちにとって何物にも代え難いものです。不正アクセスに対する不安から解放され、大切なデジタル資産をしっかりと守るという意味で設定を有効にすることはデメリット以上の価値があります。
2段階認証を「有効」にする方法
1. Googleを開く
まず、Googleを開でログインします。
2. 画面右上のアイコンをクリックします
3. アカウント管理画面を開く
「Googleアカウントを管理」を選択します。
4. セキュリティ画面を開く
左側のメニューから「セキュリティ」を選択します。
5. 2段階認証プロセスをクリック
6.2段階認証プロセスを有効にするをクリック
6. 認証コードを通知する電話番号を入力します
左側の国旗マークを任意の国に変更します。(例:日本)
右側に、コードを通知する電話番号を入力します。
コードを受け取る方法を選択し、次へを選択します。
これで、ログイン時、入力した電話番号宛にコードが通知されるようになります。
まとめ
2段階認証は、Googleアカウントのセキュリティを格段に向上させる有効な手段です。多少の手間はかかるものの、情報漏洩のリスクを大幅に軽減できるメリットは非常に大きいと言えるでしょう。まだ設定していない方は、この機会にぜひ2段階認証を有効にし、より安全なデジタルライフを送ってください。